以前に公開した記事を再公開します。古い記事ですのでご了承願います。
スマホにタブレット等様々な充電に使われているMicroUSBケーブル。最近では100円ショップにも並んでいますがケーブルによって充電時間の差を感じたことはありませんか?
100円ショップに並ぶケーブルの中でスマホはともかくとしてタブレットにも耐えられるコスパのいいケーブルを見つけたいと思います。
注意 これらのケーブルはスマートフォン向けに作られておりタブレットなどに使用したことによりいかなる問題が起こりましても責任は負いかねます。
基本、こちらで計測しているACアダプタにはデータ線をショートさせたものを使用しておりますので充電専用OR充電通信ケーブル双方でもどのようなタブレットでも純粋にどれだけの電気を流せられるか=充電が早くできるかどうかを見ることができます。
ダイソー 2種類 左① 右②
セリア 3種類 左③ 真ん中④ 右⑤
Can do 4種類 左⑥ 真ん中左⑦ 真ん中右⑧ 右⑨
シルク 3種類 左⑩ 真ん中⑪ 右⑫
実験環境
ACアダプタ Android&Windows Lenovo製 5.2V 2.0A 出力
Ipad アップル製公式ACアダプタ
Anker製ACアダプタ
DATA+-ショート
負荷環境1 Ipad Air2 MicroUSB→Lightning変換(純正品使用)
負荷環境2 Windows8タブレット Miix 2 8
負荷環境3 XperiaZ2 Tablet
計測環境 ルートアール RT-USBVAC
⑬参考までにこちらも計測
Ipad Air 2k公式ACアダプタ | Ipad Air 2 Anker製IQ搭載アダプタ | Miix 2 8 | Xperia Z2 Tab | ケーブルのタイプ | ケーブルの長さ | |
daiso1 | 1.67A | 1.80A | 1.17A | 1.24A | 充電通信 | 40cm |
daiso2 | 2.01A | 2.05A | 1.40A | 1.41A | 充電通信 | 50cm |
seria3 | 0.94A | 0.95A | 1.20A | 1.29A | 充電専用 | 50cm |
seria4 | 0.94A | 省略 | 1.44A | 1.41A | 充電専用 | 50cm |
seria5 | 0.95A | 省略 | 0.92A | 0.98A | 充電専用 | 70cm |
cando6 | 0.95A | 省略 | 0.90A | 1.08A | 充電専用 | 75cm |
cando7 | 0.94A | 省略 | 1.63A | 1.51A | 充電専用 | 30cm |
cando8 | 2.08A | 2.12A | 1.46A | 1.41a | 充電通信 | 50cm |
cando9 | 0.94A | 省略 | 1.17A | 1.19A | 充電専用 | 50cm |
silk10 | 2.00A | 1.98A | 1.27A | 1.29A | 充電通信 | 25cm |
silk11 | 1.60A | 1.58A | 1.05A | 1.08A | 充電通信 | 75cm |
silk12 | 0.94A | 省略 | 1.26A | 1.29A | 充電専用 | 25cm |
OWLTECH | 0.94A | 省略 | 1.70A | 1.51A | 充電専用 | 50cm |
以上の数値は電気の流れやすさを表し値が大きいほど早く充電できるということです。
少し大変でしたが計測しました!この数値を見る限りでは、長いリールケーブルは線も細く電流値が低めに出るようです。
また、IPadの純正変換コネクタ経由での充電では充電通信ケーブルを使わないと1A近くで充電されてしまうようです。充電器をAndroidタブレット用に変えて充電通信ケーブルを使っても1Aまでしか出ませんでした。おそらくIpad側の仕様かと思われます。
Ipadで100円のAndroidケーブルを使い変換アダプタ経由で充電する人はあまりいないと思うのでAndroidタブレットや最近の大容量スマートフォンやタブレットを急速充電させることを前提でどのケーブルがいいかといいますと充電通信ならCando8、次点でDaiso2 とにかくもっと早く高速に充電したくて充電専用ならCando7、あと充電専用で普通にお勧めなのがSeria4だと言えます。
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